接 木

このコーナーでは、日色々な接木の方法をご紹介します。



接台には、色々な種類がありますが,ここでは、一般的な種類を掲載しました。又、接苗には、接台との相性があります。

     
 竜神木  袖ヶ浦  三角柱
     
竜神木に接いだ参考例  袖ヶ浦に接いだ参考例  三角柱に接いだ参考例 
     
 三角袖  朝霧閣  紅花団扇
     
三角袖に接いだ参考例  朝霧閣に接いだ参考例  団扇に接いだ参考例 


キリン団扇の実生接ぎ 



時期は暑い季節で、6月から9月がベストです。
細かい刺がありますので、絶対に、
素手で触らないように、ピンセット2本必需品(葉は触っても大丈夫です)

  昨年から栽培していた、キリン団扇を5月頃に接台用として準備します。
 
  7〜8pぐらいで、カットして2〜3日ほど、切り口を乾かして鉢へ植え込みます。 
  カット苗を植えた所。キリン団扇は、非常に肥料食いです。
多めのマグアンプと鶏糞を加えて、植え込みます。
  側芽が出てきました。
1ヶ月ほどで、10〜12pぐらいに成長したら、枝をピンセットで取ります。
  取った枝は,寝かせて乾かすと、幹が曲がってしまうので、
写真の様に吊って2〜3日乾かして植え込みます。
  植え込み後10日ほどで、成長の兆しが見られたら、
上から、2〜3pのところを水平に切ります。そこに1〜2ヶ月目の実生苗を乗せます。
  接苗を乗せる際、少し力を加えて,樹液で圧着させます
  接ぎ終わったら、空気の流入のない、暗室に2〜3日置きます。
黒のゴミ袋で、置き場所を作っています。
  2〜3日後、写真の様に,暗室から、ビニールで覆って、4〜5日ほど置きます。
ここでも、密閉にしておきます.その後、徐々に一般管理へ移します。 
   写真の様に、接台から、側芽が出てきますので取り除いてください。
   接いで1ヶ月目のランポー玉です来年は花が見れるかな
   キリン団扇の花。


接苗が大きくなったら、2〜3pぐらい台木を残して切ります。2〜3日ぐらい乾かして植えます。


その他の方法


     
 ビニールテープを用意します ナットを おもりに使います  ナットの大きさは苗により変えます
     
 幼苗を乗せたところ  苗におもりをのせます  幼苗なので乾燥を防ぐ工夫をします


実生して、2ヶ月の幼苗の接木の方法です。(中には、発芽して3日後に接がれる方もおられますが)、ビニールテープは 丸ひもではなく、平ひもを使用します。その方が都合がいいからです。又、おもりに使うナットは,鉄でもいいですが,錆びるので私は,ステンレスナットを使用します。おもりは1つでもいいですが、2〜3個使うこともあります。
又、必ず、乾燥防止のため、ビニールなどをかぶせてください。写真の被覆は、たばこの外側ビニール袋を使っています。接木後、10日ほどで、おもりや、被覆を取ります。幼苗なので強光線は避けてください。,


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