古株の再生方法

ここでは見栄えの悪くなった株の再生方法を紹介します。

上の写真は、皮もむかずに12〜3年たった群生株を再生します。

 適当な鉢を用意します。

 一番下に、日向土の細粒を敷き
詰めます。

 それから、培養土を入れます。
用土は、赤玉土細粒3・鹿沼土
細粒1・日向土1クンタン少々を
ブレンドします。

 次に根ジラミ防止用にダイシスト
ンを入れます。購入には印鑑が
必要です。

 ダイシストンを入れたところです。
強烈な臭いがします。

 少し培養土を加えます。

 次に肥料として、マグアンプを
入れます。

 マグアンプを入れ終わった所です。

 肥料を入れ終わったら、培養土を
所定のところまで入れます。

 次に、株をバラバラにして、皮を
むきます。

 古皮をむき終わったところです。

 こんどは、ナイフで幹を詰めます。
ハサミでもいいのですが、組織を
痛めるのではと思い、あえてナイフ
を使います。この時、幹を少し残し
ます。幹がなかったら、根が出ま
せんよ。

 植え替えの準備が整いました。

 植える前に、発根促進剤をつけま
す。

 発根促進剤をつけた所です。

 植え替え終了です。水を与え、
日陰で管理します。成長の兆しが
出てきたら、半日陰にうつし、徐々
に日光にならします。急に太陽に
当てると、日焼けを起こしますよ。

 これは、植え替え後4ヶ月が経過
したものです。うまくゆけば来年は
2〜3頭に育ち、5〜6年もすれば
素晴らしい群生株になるでしょう。



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